TOEICテスト公式問題集新形式問題を解いてみる(2) 博多英語教習

博多英語教習では、2016年5月テストより導入される新公式問題集のクラスが開始されました。
今回は TOEICテスト公式問題集新形式問題対応編をTOEIC講師である古賀じろーが実際解いてみて感想を書いてみました。
1-200 Part1-Part7まで、目立った問題から順に感想を述べていきたいと思います。

公式

今回その2回目です。 前回2016年5月からの新テストの100までの感想をだらだらと書かせていただきました。 
今回はPART5すなわち101問からやっていきましょう!

リスニングはPart3が増えたりとか形式が変わったりしていますが、リーディングでも大分変更がかかっています。
まず大きく全体的にリーディングが大変になったところは時間配分がより一層厳しくなったということでしょう。
新傾向問題  Part5 30問 Part6 16問 Part7 54問 から見て分かりますように Part5が10問減少した代わりに、
Part6がプラス4問 とPart7がプラス6問になっております。
 過去形式でも時間が間に合わないと言う声が多い中で大胆にも長文問題が6問も増えています。
以前まではPART5は1問30秒以内でなるべく時間を貯金をしてくださいと教えていたのが通用しなくなってしまいました。

新テストは
Part5 15問を13分以内(1問あたり26秒以内)
Part6 16問を8分以内(1問あたり30秒以内)
Part7  54問を54分以内1問あたり60秒以内)で解かれることをお勧めいたします。

これで何とか間に合います。 

では15問さっそく解いてみました。 
PART5そのものの難易度は以前と変わらないと思います。 以前の問題の最終コーナー131~140の10問が、
単純に無くなったイメージです。
115番 describe A as B  AをBと称する
117番 expand into ~へ進出する
この辺のフレーズ攻めはひっかかりそうです。 
まあ ここは特に大きな変化はありません。 ただ前にも述べましたようにペースアップで!

Part6は大きな変化があります。
4セットに4問が入り合計16問と前より問題が4問増えました。 問題の形式も単純な単語の4択から文を入れ込んだり、
入れ込む場所を選んだりする問題が1セットに1問ある感じです。 この問題によって以前よりももっと状況を掴まないと
問題が解きづらくまぐれ当たりが少なくなったと思います。
個人的には139番-142番の電車の案内の140番が難しいと思います。
そして、
PART6の終わりまで、ここまでをなんとか21分程度で終らせないと間に合わない確立大になります。
そうです! 前のテスト形式より長文が増えた分ペースがきつくなりました。

Part7 に入ります。 みなさんの大嫌いなarticleの問題155番の新発売のシリアルの問題がかなり読みにくいです。 
焦らず冷静に内容を把握することが大切です。

あと161番のオンラインチャットの問題の161番かなり引っかけてると思います。
161 What kind of business does the client most likely own?
客が所有していると思われるビジネスは何? この質問 引っかかる可能性大ですね。

私がPart7で一番難しいと思ったのが172番です。 出版社と著者の再契約の問題の状況が短時間で取りにくい。
状況が取れなければ不正解が増えることでしょう。

この後、正直最後の問題の200までは大きく難しい問題は無いと思います。 
186番からくるトリプルパッセージはそこまで文字数が増えてないような気がしますし、その前の問題の方が
難易度が高いと思います。

以上新しい問題集の感想でした。 

まとめると、そうですね・・・ 前よりも時間管理が大変になりますね。 
偏差値制なのでみんなが慣れてない内に平常心で解いていけば高得点が狙えるのではないでしょうか?

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