リスニング力をアップさせる効果的な勉強法

リスニング力をアップさせる効果的な勉強法

TOEICに限らずリスニング力をつけることは、非常に大切なことである。
企業への出張講義や博多英語教習でいろいろな受講者の方々に教えるにあたって、
リスニング上達の大きな妨げになっているのは以下の原因が大きく影響していると考えられます。

☆音節の違いの把握
☆一単語ずつ切り離して発音をする。
☆喋らないので正しい音認識が脳に記憶されない。

★音節の違いの把握
まず音節とは、(いろいろな定義の仕方があると思いますが、分かり易く言うと)
「音節というのは、そのコトバを母語としている人が聞いて、ひとつの音だと感じる単位」
リスニングが苦手な方はこの音節の感覚を徹底的に慣れて覚えることが大切です。
代表的な例として
strike      日本語  5音節 英語 1音節
strong     日本語  5音節 英語 1音節
friendship   日本語 7音節 英語 2音節。
というように英語の音節は非常に少ないのです。
わかり易くいえば、ネィティブスピーカーはfriendshipをわずか2回の口の動きで言ってしまうのです。
だいたい英語初心者の方がこれを聞くと、「ふ れ ん ど し っ ぷ」には聞こえず、ほぼ雑音に聞こえます。
なぜなら未だかってその速さで自分がしゃべったことがないし、聞きなれてもいないからです。

★一単語づつ切り離して発音する
これは学校で行われている英語教育の弊害です。ほとんどの学校の英語の先生が単語と音節(上記)を
日本語的に発音して生徒に教えています。これは英語のようで英語ではありません。なぜならネィティブスピーカーは
そのように発音しませんので、
例をあげると 「あい うおんと いいと さらだ
みたいな感じで丁寧に英語に無い母音まで至るところに付けて発音しています。
その教育で単語を耳で覚えている皆さんが、いきなり英語を聞いててもなかなかついていけないのではないでしょうか?

★喋らないので正しい音認識が脳に記憶されない。
上記の説明からも理解できると思いますが、リスニング力でもっとも効果を発揮するのが喋ることです。
正しい音節・発音・スピード・抑揚で喋って、皆さんの脳は正しい音を認識します。
重要なことは、英語をネィティブスピーカーらしく、同じ速さ・イントネーションでしゃべること。が最もリスニング力をUPさせる
効率的な勉強法だと言えます。
自分の一番興味があるものでもいいし、自分が一番勉強しないといけないものでも結構です。CDに合わせて喋ってみる「シャドウイング」
慣れてきたら一時停止を押して、同じ内容を言ってみる「りプロダクション」も良いでしょう。

趣味が洋画ドラマ・映画鑑賞ならばストレス無しで無意識にリスニング力を高めることが可能です。
どうしても忙しい方はとにかく聞くことから始めましょう。巷で聞くだけで上達する教材が流行っていますが、
どんなCDでも結構です。喋るほど音認識はつきませんが効果的ではあります。
聞くだけの人は聞き流すだけでなく、場面も想像してみましょう。
リスニングの上達には場面の推測力が不可欠です。(TOEICでもTOEFLでも推測力が高得点の鍵になります。)

それでは、皆様のリスニングの上達を!